アイママキッチン リーダー 青木明子 様
『元気があれば何でもできる!明るく生きれば人が集まる!ちょっとアホなら全てが楽しい』
2019年11月号
アイママキッチン
リーダー 青木明子 様(2回目)
座右の銘
『元気があれば何でもできる!
明るく生きれば人が集まる!
ちょっとアホなら全てが楽しい』
〒564-0028 大阪府吹田市昭和町1番1号 アイワステーションビル1F
TEL:06-6319-8866
弊所のあるビルの1階に店を構えていらっしゃるお食事処「一燈」。本紙でも1月号にその担当者に就任された青木さんに取材をさせていただき、皆様にご紹介させていただきました。あれから半年後の8月「和食茶屋」がコンセプトだった一燈さんが、劇的にリフォーム!装いも新たに「アイママキッチン」として生まれ変わりました。この大幅なイメチェンの理由や狙いをうかがうべく、再び青木さんに取材を申し込みました。
(川島)…という経緯で「今月の人」史上初となります2回目のご登場となります青木さんです。開店直前のお時間に快く取材を受けていただきまして本当にありがとうございます。今回は「アイママキッチン」のことをメインにおうかがいしたいと思います。
早速ですが、和食茶屋「一燈」から「アイママキッチン」へ衣替えをされた経緯をお伝えください。
(青木さん)わたしが一燈を正式に引き継いだのは今年の2月です。その時点で現在の、スタッフ全員が女性で、全部手作りのお惣菜をフリースタイルで食べてもらうというアイママキッチンの食事スタイルは出来上がっていたんです。
(川島)前回たけくらべ1月号でご紹介した時からメニューが変わっているんですね。
(青木さん)そうです。並んでいる6種類のお惣菜から好きな物を自由に取ってもらいます。惣菜がなくなると全く別のお惣菜と入れ替わります。お気に入りのメニューに出会えるかは来てみてのお楽しみということで(笑)。
(川島)どんなメニューが並ぶのでしょうか。
(青木さん)こだわりは全て手作りなところです。シューマイ、春巻き、そしてコロッケ。手間がかるので、家庭で手作りはしないようなお料理を積極的に選んでいます。あと、お漬物も。手作り、無添加がウリですね!それから「だし巻き」は出してもすぐ品切れになる当店1番人気のメニューです。もし出会えたらかなりラッキーなので是非食べてみてください!
(川島)先にうかがったように2月の時点でこのような食事スタイルは確立されていたということですが、8月にお店の改装を行い、お店の名前も「アイママキッチン」にされた狙いはどこにあるのでしょうか。
(青木さん)わたしがお店を引き継いだ時に決まっていた方針は、「こども連れのお母さん、ママが気軽に立ち寄れるお店を目指す」というものだったんですね。前身の一燈は和食茶屋でそのイメージも強烈だったのでこれを一新することは絶対に必要でした。キッズルームを店内に新たに設置したこともリニューアルの狙いとして大きいですね!
お子様連れのお母さんが気軽に立ち寄れるお店
(川島)なるほど。お店の名前「アイママキッチン」とは?
(青木さん)わたし自身、アイワホームという家を建てる会社の社員です。もともとうちの会社で家を買って下さったお客様はOBさんとして、家を買われた後も様々なお付き合いをしているのですが、その一環として、わたしはOBの女性たちと「ママさん会」という集いを企画させていただいてたんです。
(川島)御社で新居を購入されるお客様は、お子様がまだ小さいご夫婦が多い印象があります。
(青木さん)OBのママさんから交流を広げていって、新築や家のリフォームにご興味のある新たなお客様を見つけることも会社の目的としてあるのは確かです。「アイママキッチン」はそれが進化した形なんです。さっきスタッフ全員女性と言いましたが、その8割がOBの方たちなんです。アイワホームのママのキッチンで「アイママキッチン」なんです。
(川島)もともと交流会でつながりがあった所からお店という形に発展していったというわけですね。8割がOBの方ということですが、残りの方は?
(青木さん)ママさんには接客をメインにやってもらっています。惣菜を作っているのは、実はわたしの母とかつての仕事仲間なんです。
(川島)へえ!?
(青木さん)わたしの父母は40年間スーパーでお惣菜屋をしていたんです。わたしが店を任される話があがった時に母は引退していたのですが、それならとかつての仲間たちにも声をかけて、集まってもらいました!コロッケを作っているのはわたしが子供の頃「お肉屋さんのおばちゃん~」とよく遊びに行っていたお肉屋さんです。だからメッチャおいしいですよ!
(川島)経験豊富なプロの方お手製のお料理が出てくるんですね。
お肉屋さんのコロッケあります
(青木さん)最近月一で料理教室を始めて料理の勉強をしています。そのおかげで作る側の母たちの腕もどんどん上がってきています。
(川島)アイママキッチンで料理教室ですか。そういえば先日は店内を華やかなハロウィンの装飾で飾っておられました。今後も何かイベントや仕掛けをご準備されているのでしょうか?
これからの時期はやはりクリスマスでしょうか?
(青木さん)クリスマスはアイママキッチンの店内だけでなく、店が入っているビルの駐車場や9階にあるフリースペースも使って大きなイベントを企画しています。
今後のイベントの在り方として考えているのは、年齢をこえての交流ですね。今は「お母さんとお子さん」をメインに据えていますが、おばあちゃんと子供たちとの昔の遊びを通じたふれあいの場を設けることも考えています。例えばお手玉とか。
(川島)若い人たちだけでなく、ご高齢の方も「自分にも声がかかった」と思ってもらえる企画ですね。
(青木さん)あと、いろいろな企業さんにお声がけして連携も進めていっています。協力してくださる会社はありがたいことにたくさんいらっしゃいます。イベントの内容にまとまりをつけるところでいろいろ考えていますが、何件か形になってきています。接骨院さんによる骨盤矯正とか、化粧品会社さんによるエステ体験の企画が進んでいます。
(川島)企画が実現し形になっていくのは楽しいでしょうね。
(青木さん)もちろん、これまで通り「ママが気軽に通える」というモットーも大切にしていきます。ランチタイムが終わった15:00~は「アイママカフェ」として営業しています。「お子様連れママがお迎え帰りに、ちょっと、ほっこり集まれる憩いのスペース」がモットーですね。
お店自体も今年8月に改装したのですが、来年お店の奥にある元カラオケルームを改装する予定です。
(川島)店内で流れる音楽選びも青木さんご自身がされているんですね。いろんなところに目配りをされて大変なお仕事をされているなと、本日あらためて感じました。
(青木さん)お店やイベントに来てもらったお客様が楽しんでもらえることはもちろん大切なんですが、ただ「楽しかった」だけで終わらせたくないんです。ママさんとの交流会にしてもアイママキッチンやカフェにしても一見華やかで楽しそうに見える仕事なんですが、わたしは家を売る仕事をしているということは常に頭に置いています。来てもらったお客様のニーズをつかんで、どう販売につなげていくのかの工夫はいろいろ考えます。そういう意味では数字もすごく気にしています。
(川島)なるほど。ワイワイ楽しくやるだけではなく、その先のことも考えているということですね。お客様も会社も青木さんも満足できる関係がこのお店を通じて出来上がるとしたら、商売として理想の形だと思います。
ただ楽しかっただけで終わらせない
(青木さん)相続相談もアイママキッチンのイベントと相性良さそうですね。何か一緒にできたらおもしろいかも!?
(川島)お誘いありがとうございます!士業ってとっつきにくい面があるので、通常の相続相談に+αの要素を加えた取り組みが実現できれば本当におもしろいと思います。
(青木さん)わたしが今やっていることって、家を売る仕事の形としては前例やノウハウのないことなんですね。それでもアイママキッチンの交流から家を買ってくださった方ははやくも出てきています。これからもいろいろ試していくことの連続になると思いますが、明るく前向きにがんばっていきます!
(川島)本日はお忙しいところ2回目の今月の人ご出演いただき本当にありがとうございました。またお食事もいただきましてごちそうさまでした(特別に1番人気のだし巻きを頂戴しました)。
弊所も同じビルの2階にあります。今後もいろいろとお世話になると思いますので、よろしくおねがい申し上げます。
アイママキッチン
JR吹田駅からすぐ!
ランチタイム11:30~14:30 カフェタイム15:00~17:00
定休日 水・祝
弊所もご紹介いただいております↓