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サトウホーム株式会社 代表取締役 佐藤義記さん

サトウホーム株式会社 代表取締役 佐藤義記さん

『不動産業者は誠実であれ!』

2019年3月号

サトウホーム株式会社

代表取締役 佐藤義記さん

座右の銘
『一期一会』

〒640-8314 和歌山県和歌山市神前90番5

TEL:073-472-2000 FAX:073-472-4553

E-mail:satou@satouhome.com

URL:http://www.satouhome.com

(野里)本日はお忙しい中、今月の人をお引き受け頂きありがとうございます。色々とお話をお伺いさせていただきたいと思いますので宜しくお願い致します。では、早速始めさせていただきたいと思います。佐藤社長はこのお仕事をされてどのくらいになりますか?

(佐藤社長)はい、よろしくお願いします。この仕事を始めたのは昭和63年の4月から10年修行して平成9年から個人事業主でサトウホームを開業して、平成26年に法人化して平成27年に今の場所に移転してなんで30年くらいですね。

(野里)30年ですか!?長いですね!何か不動産業をされるきっかけがあったのですか?

(佐藤社長)高校を卒業してから、着物と宝石を販売する仕事を1年くらいやっていました。その1年で一番売り上げたこともあったんですが、本社が北海道で転勤となると1週間で異動しないといけない会社だったんです。それが嫌で転職を考えてて、タイミングもあったんですが知人から紹介してもらって不動産業に入りました。面接の時には不動産って何するところなん?って感じでしたよ(笑)

(野里)そうだったんですね!(笑)で修行時代にノウハウを覚えて独立ということでしょうか?

(佐藤社長)そうですね。修業時代はフルコミだったんですが、自由だったんで特に不満もなかったんです。業界的には2~3年で独立する人が多かったですね。でも自分は独立したその年のお正月の時点ではまだ独立は考えてなかったんですが、これもタイミングで宅建協会の関係で、えいっ!やっ!って独立しました。独立して開業していた事務所は7坪の事務所で18年くらいやってました。5~6人の従業員がいてたんですが太い子は通れなかったですよ(笑)

(野里)そんなに狭かったんですね(笑)。今の事務所に移転されて3年ですがサトウホーム様の特徴はなんでしょうか?

(佐藤社長)特徴か~。僕で言うともちろん仲介業をずっとやっていて、30代の頃は住宅メーカーさんに力を入れていましたね。20代の頃の住宅メーカーさんは建て替えだけで十分取れていたので土地からのお客さんには注力していなかったんです。でも土地なしのお客さんもやろうと僕が住宅メーカーさんに提案をして、営業会議にも出て、不動産フェアみたいな感じでチラシを打ってやったんです。それが和歌山では初めてだったんで物凄く売ったんです。それが他メーカーにも知れて、真似をするメーカーさんも出てきて、だんだん低迷していったんです。でもその時の営業マンさんが他メーカーに転職したりしてそれで広がって行って、住宅メーカーの営業マンさんが事務所に来るようになったんです。土地なしのお客さんは良くお世話させてもらいましたね。なので30代前半の頃は死ぬほど忙しかったですね。毎週土日は6組案内して月~金曜日は資料作りと買付の後処理と契約の処理と決済の処理とを一人でやってましたね。

(野里)お休みは無かったんですか?

(佐藤社長)その頃は昼食も座って食べたことも無かったし、夜中の1時~2時位まで仕事してましたね。でも30代の後半の頃にはそんなスタイルも陰りが見えてきて、私自身も先が無いと判断して分譲の方に進んで行きましたね。40代の中頃からは分譲と仲介とやってましたけど、今はもう仲介は営業さん達に任せて、自分は友達の分しかしてないですね。僕は売り物を預かることが得意で数も多いですね。
なので、特徴というとそれかも知れないですね。

(野里)そうなんですね!他の業者さんは苦労しているところだと思うのですが。ではそんな社長が苦労されていることは何でしょう?

(佐藤社長)次の展開を考えていることですかね。どうしようかなと。自慢ではないんですが人より2~3年はやっている事が早いですね。例えばホームページを作ったりだとかネット関係もそうですし、先程、お話しした住宅メーカーも皆より4~5年は早かったですね。初物食いかも知れないですが、皆が来る頃にはもう馴染んでやっているのでアドバンテージをとれていますね。最近は機会が減りましたが、昔は大阪の友人の不動産業者との忘年会で情報を聞いてそれを和歌山でやってましたね。既に大阪で当然になっていることが和歌山へは2~3年後に必ず来ていたので参考になりましたね。色々な事をやっていますが、今は収益を増やしていってますね。

(野里)なるほど。そんな事情があるんですね。次に社長の嬉しい瞬間はどんな時でしょうか?

(佐藤社長)嬉しい瞬間?お客様にお礼を言って頂いた時かな?自慢じゃないけど、実はこの事務所を建てたとき、お祝いを147件いただきましたよ。観葉植物屋を2件くらい出来る程に(笑)。平成9年に初めて独立したときにお客様10数名にご祝儀で30万円ほどいただきました。物凄く嬉しかったですね。

(野里)それは凄いですね!そんな事あるんですね?

(佐藤社長)今もよく同業者から聞かれるんですが、「なんで佐藤さんそんなに売り物が多いの?」「どうやって取ってるの?」とよく聞かれますね。年数やネットもありますが、7~8割はお世話をしたお客様からのご紹介がほとんどです。有難いことに、預けていただけたり、任せていただけることが多いので、本当に嬉しいですね。

(野里)それは、やっぱり社長のお人柄なのでしょうね。

(佐藤社長)いや、そんな事はないでしょうけど、もちろん今までに色々と苦労もしましたけど不動産業は誠実でないとダメだと思いますね。良くない事でもちゃんとお伝えしますし、売らなかった事もありましたね。そんな方からもご紹介いただいた事もありましたね(笑)

(野里)やっぱり誠実であるからこそお客様の信頼も厚く、ご紹介に繋がるんですね。

『不動産業者は誠実であれ!』

(佐藤社長)まぁ、何でもかんでも言うのが良いのかと言うと違うでしょうが、不動産屋って人の物を売るので、その土地や家をしっかりと調べて、懸念があるなら追及して、それをちゃんと伝えないといけないですね。サービスで色々とすることもありますが、そこから次のお仕事に繋がる事も多いですね。

(野里)やはり次にちゃんと繋がるんですね。では次の質問なのですが、社長の尊敬されている方を教えていただけますか?

(佐藤社長)そうですね~。父親もそうですし、親方もそうですし。う~ん、今の自分はやぱっり親方あっての僕ですしね~。

(野里)親方というのは、10年間勤めてらした時の社長さんですか?

(佐藤社長)そうです。今の僕の仕事のスタンスとか色々な面で社長のやってきたことを同じようにやっているかな。早く朝来て掃除をしてコーヒーを飲んで仕事を始めるとか。仕事も教えてもらったんですが、本当に色んな事を教えてもらいましたね。例えば「嫌いなものでも一口は食べなさい」とか「人には言い切ったらあかん」とか。謝ってる人に、いくら腹が立っていても10言ったらあかん6にしておきなさいとかそういう面の事を教えていただきましたね。

(野里)そうなんですね。差し支えなければお名前を教えていただけますか?

(佐藤社長)武田杢夫社長です。まじめな方でした。

(野里)本当に色んな事を教わったんですね。それでは社長がご自分で熱いと思われるところを教えていただけますか

(佐藤社長)なんやろ?熱いとは思うけど(笑)。

(野里)全体的に熱い感じは伝わって来ます(笑)。

(佐藤社長)仕事でいうとメリハリをつけてやってます。毎日こつこつは苦手で仕事はまとめる方ですね。例えば3日かかる仕事は1日にまとめてあとの2日は遊ぶ。そういうタイプです。

(野里)そういったところがこだわりにもなっているんですね

(佐藤社長)そうですね。まぁこだわりで言うと仕事はまじめにやりなさいですね。お客様の利益を思うなら誠実にお客様のためにやりなさいと言うことですね。

(野里)やっぱり誠実にですね。

(佐藤社長)そうですね。

(野里)では社員の方に期待されていることは何でしょうか。

(佐藤社長)一人立ちできるようになって欲しいですね。何処に行っても食べて行けるようにそう言うスタンスで教えています。なので厳しいです。調べ物でも分からなければ、日に3回でも市役所に行かせて調べさせます。やはり自分が分かってなければお客様に説明できませんからね。

(野里)なるほど。確かにそうですね。では次の質問ですが社長の目標は何でしょうか?

(佐藤社長)マカオで死にたい(笑)。昔から子供には言っているのですが仕事を辞める時に、嫁に残す分は別として、子供には一切残さないと言っています。事務所以外は全部売って65~70歳くらいに、持ってるお金を全部賭けて死にたいです(笑)。

(野里)面白いですね(笑)。では社長の長所と短所を教えてください。

(佐藤社長)若い人に教えるのが好きですね。自分が若い頃に若手の不動産屋がいなくて、年配の不動産屋が集まっているところがあったんで、そこへ色々聞きに行って教えてもらっていましたね。なので若くして独立している子達に私が教えています。最初は少人数だったんですが、人数が増えてきたので会場を借りてやっていますね。その分、自分も若い子に色んな面で助けてもらったりしてますね。短所はそうやって慕って来てくれるので調子に乗って、きつく怒ったりしてしまうところですね(笑)。

(野里)だから慕われるんですね。では社長の行きつけのお店を教えてください。

(佐藤社長)行きつけか~。何かな~。十之助そばかな。ざるそばが好きで冬でもざるそばで、それとしらす丼。

(野里)僕もざるそばが好きなんで一回行ってみます。今、社長は欲しい物とかありますか?

(佐藤社長)特に無いかな。でも言霊もあると思うので、和歌山駅の前の一個案件があってそれが欲しいかな。なかなか可能性は薄いけど。

(野里)それでは社長のリラックス方法を教えて下さい。

(佐藤社長)事務所を移転して作った社長室ですね。ここを作って本当に良くなりました。今までの事務所は7坪だったんで(笑)。

(野里)(笑)。社長は趣味とかはあるんですか。

(佐藤社長)旅行かな。ゴルフは最近は熱入って無いしね(笑)。後はお酒かな。

(野里)ゴルフは全然行ってないんですか?

(佐藤社長)気心の知れた仲間でのコンペは行ってますよ。3~4か月に一回ですけど。

(野里)旅行はどちらに行かれるんですか?

(佐藤社長)家族とヨーロッパには毎年行ってましたね。今月は台湾に行きます。

(野里)いいですね~。では最後の質問です。社長の休日の過ごし方を教えてください。

(佐藤社長)朝から夜までずっとパジャマで、撮りためてあるビデオを見ます。あと昼から飲んで昼寝する(笑)。

(野里)僕も休みの日は昼から飲んだりしますね(笑)。それでは最後に一言お願いします。

(佐藤社長)そうですね、こんな機会がないと伝える事もないと思うので。僕は嫁さんには仕事のことでも何でも話しをするんですが、しんどい時に本当によく救われたんです。よく働く人で本当に偉いと思いますし、感謝しています。

(野里)そうなんですね。僕も家に帰ったら嫁に感謝の気持ちを伝えようと思います。本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

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