スミカ株式会社 代表取締役 吉松三喜さん
『お客様とは一生のお付き合い』
2018年8月号
スミカ株式会社
代表取締役 吉松三喜さん
座右の銘
『人事を尽くして天命を待つ』
〒640-8142 和歌山県和歌山市三番丁85
TEL:073-435-3995 FAX: 073-435-3930
E-mail:yoshimatsu@e-sumica.com
URL:www.e-sumica.com
(古川)本日はお忙しい中、今月の人の取材を引き受けてくださりありがとうございます。今回は、私の地元でもある弊所トータルサポートの和歌山支店開設にあたって、私の高校時代や中学時代の共通の友人数名からのご紹介でご縁を頂きました、スミカ株式会社の吉松三喜社長にお話を伺わせて頂きに上がりました。宜しくお願い致します。早速ですが、吉松社長は不動産業に携わってどのくらいになりますか?
(吉松社長)和歌山の高校を卒業後、一度和歌山を離れ神戸の大学に行きました。そこから大阪の経営コンサルティング会社に約7年勤務して、東京の不動産会社で約2年の経験を積みました。そのあと2014年に和歌山に戻って、スミカを始めて4年になりますね。不動産業自体は6年ですが、経営コンサルティング会社時代も不動産会社・ハウスメーカー向けの部署にいましたので、その時代も不動産に携わっていたという意味で不動産業というところに含めると13年になります。
『地元和歌山にUターン』
(古川)経営コンサルティング会社は船井総研さんですよね。以前、伺わせて頂きました。弊所もいつもたくさん勉強させて頂いています。船井総研さんからの転職。コンサルティングでなくてしっかり不動産業界に進もうと思ったきっかけは何ですか?
(吉松社長)私は和歌山の有田川町という町で、不動産屋兼ミカン農家に生まれたんですが、幼いころから親父の働く背中を見て、いつか自分も地元で不動産屋として独立したいという夢はありました。
大阪、東京で働きながら都会へのあこがれはやはりありましたが、和歌山へ帰りたいという気持ちもあり、最終的には和歌山で働くことを決めました。
(古川)私も和歌山が大好きです。東京も学生時代は住んだことがあるのですが、楽しいだけの思い出で、働くのはこわかったですね。大阪は今では第二の故郷です。社長と私住んだことがあるところがかぶってますね?!笑
では御社の特徴を教えてください。
(吉松社長)20代から30代の和歌山人たちがまるで部活のように、楽しみながら仕事に打ち込んでいるというところです。若手スタッフが中心で異業種からの人材が半数を占める会社です。あと集客は、99%が自社ホームページも含めインターネットからというのも大きな特徴ですね。
(古川)和歌山の若手が活躍する和歌山の会社ってホントに素敵だと思います。これからも和歌山を盛り上げて欲しいです。インターネット反響はさすがですね!!では社長の苦労されていることと、うれしい瞬間を教えてください。
(吉松社長)苦労していることをあえて言うなら人材確保ですね。営業は人に左右される部分もまだ大きいし、やはりマンパワーによると思います。あと、面接させてもらって入してもらったけど合わなければお互い不幸ですから。「うちの会社・メンバーと合う人を見極める」が今後の課題でもありますね。うれしい瞬間は自分がやってしまうよりも仲間が結果を出してくれた時が本当にうれしいです。入社した子が、ゼロからはじめて結果を出せたときは最高です。
『目標とノルマの違いを大切に』
(古川)人材確保は本当に重要ですよね。では社長のこだわりを教えてください。
(吉松社長)数字に縛られる会社にはしたくない。という事ですね。当然数字は必要だし意識は重要ですが、目標とノルマの違いを大切にしたいです。いい意味の厳しさと目標設定が必要だといつも考えています。「アットホームだけど目標意識高く各自が自身をマネジメントする。」「ルールは決めるが本人各々が意識高く日々行動すること」が大切だと思います。あと、素直であることですね。
(古川)なるほど。ほとんど歩合を採用していないのはそこからなんですね。
(吉松社長)はい。あと、歩合の割合が多くなると買わないと言っているのに無理強いしたり、しつこい訪問や夜中の電話のように無理な追客も意図せず増えてしまうと思いますね。そんなに追客されたら怖いですよね。
(古川)では社長の目標を教えてください。
(吉松社長)当面の目標はまだ社歴の浅い会社ですので、自社の確固たる強みを確立することですね。また私自身の地元が有田になりますので、小さな店舗でもいいのでいつか有田にも支店を出したいな、といった思いもあります。
(古川)有田はいいですね。私も有田市が実家です。また、私も多店舗化に挑戦中です。一緒にがんばりましょう!!次に社長の尊敬する人を教えてください。
(吉松社長)船井総研時代から7、8年お世話になった東京時代に勤務させてもらっていた会社の社長ですね。売建メインの会社だったんですが、フットワークが軽くて、お客様に対しての思いやりや一生のお付き合いと言う考え方は今でも実践させてもらってます。
あと本当にバイタリティーがすごい社長でした。出会いを頂けて感謝しています。
『お客様とは一生のお付き合い』
(古川)出会いは本当に大切ですよね。私も若輩ですが、それでも貴重な出会いのお陰で今があると、歳をとるたびに実感します。お時間頂いてありがとうございます。お時間も残り少なくなってきました。社長の長所と短所を教えてください。あとリラックス方法を教えてください。
(吉松社長)難しいですね。。。長所はないです!短所だらけです。諸先輩方にご指導いただけたらと思っています。短所はたくさんありますね。文章になりますよね?恥ずかしくて言えません。(笑) リラックス方法は会社のメンバーと飲みに行ったり、みんなとワイワイすることです。その時は僕がいじられるんですけどね。(笑)
(古川)かなりご謙遜されていますね!(笑)ワイワイするのは私も大好きです。是非今度ご一緒に。どんなお店に行かれるんですか?休日の過ごし方も教えてください。
(吉松社長)お店は会社近くのお店ですよ。『三川』さん!歩いてすぐのところです。家庭料理と和歌山の地のお魚のおいしいお店なんです。本当におばんざい屋さんというようなお母さんの手料理居酒屋です。最高においしいですよ!休みの日は子育てですね。子供と遊ぶことが多いです。癒しですね。
(古川)『三川』さん、ぜひ今度ご一緒させてください!!私も休みの日は子供と遊ぶことが多いですね。ほんとに貴重な時間です。
※取材後、吉松社長と『三川』さん伺わせて頂きました。家庭料理とお魚、素朴な店構えと優しい店員さんが素敵な楽しくて美味しい時間でした。
最後に大阪の皆さんにも一言お願いいたします。
(吉松社長)まだまだ若輩ではございますが、早く一人前になれるように頑張ります。和歌山の物件がございましたら是非ともお声かけください!!
(古川)今日は本当にありがとうございました。是非今後ともよろしくお願いいたします。