株式会社エスクリエイト 代表取締役 笹倉太司さん
『自分で勝負がしたかった!』
2018年7月号
株式会社エスクリエイト
代表取締役 笹倉太司さん
座右の銘
『日々是精進』
〒596-0045 大阪府岸和田市別所町3丁目10番3号
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(野里)本日はお忙しい中、今月の人をお引き受け頂きありがとうございます。宜しくお願い致します。それでは早速、お話をお聞かせ頂けたらと思いますので、宜しくお願い致します。
まず初めに、笹倉社長のご職業は何になるのでしょうか?
(笹倉社長)建築と不動産がメインですが、現在、注力しているのは不動産相続コンサルタントですね。
(野里)不動産相続コンサルタントですか。このお仕事をされてどのくらいになるのでしょうか?
(笹倉社長)不動産相続コンサルタントについては実はまだ2~3年なんですが、建築と不動産会社としては22年になります。
(野里)そもそも、この業界に入るきっかけは何だったんでしょうか?
(笹倉社長)僕の場合はきっかけは、もともと独立志向があったんです。それと父親が私が24歳の時に癌で亡くなったんです。父親は一級建築事務所を経営していたので幼い時から父親が社長でやっている姿を見ていたので、必然的に自分も社長になりたいと思っていましたね。
(野里)そうなんですね。
(笹倉社長)昔の話しですが、中学校の時は生意気な生徒だったんで国語の先生にいつも怒られていたんです(笑)。その先生が唯一誉めてくれたのは、通勤電車に毎日乗って会社通いしたくないって作文を書いたんです。それでお前は独立志向があって良いと唯一誉めてくれましたね(笑)。
(野里)そうだったんですね(笑)。
(笹倉社長)幼いときから自分で仕事すると決めていましたね。別にお金に執着している訳ではなく自分でしたいと思っていましたね。
(野里)独立の想いが、かなり強かったんですね。お仕事については、やはりお父様が一級建築事務所をされていたから、不動産業界だったんでしょうか?
(笹倉社長)当時は金融関係の商社に勤めていたんですが、父親が亡くなった時に弟達は学生で、それぞれ京都と神戸に行っていたので母親が一人になるので長男のお前は帰って来いと言う話になって。独立するのに仕事は何でもよかったんですよ。当時ファッションも好きだったんでアパレルでもよかったんですけど、金融商社に入ったは学生時代はサーフィンやら車とかで遊んでたんで(笑)、きちんと社会の勉強をしないといけないと思ったんで金融商社に入ったんですよ。
(野里)その金融商社には何年位いらしたんですか?
(笹倉社長)金融商社は丸2年ですね。
(野里)2年務めて独立時はなぜ不動産だったんですか?
(笹倉社長)独立しようとなった時に父親が親しかった方が「不動産屋ならすぐになれるよ」と但し修業はしないといけないとの事だったので、そこから1年半ずつ2社へ就職しました。1社目は土地の買収や不動産を担保にお金を貸しているような、多角的にやられている会社でした。2社目は普通にチラシを配布して反響があったお客様に家をご案内して売っていく会社でした。結果的にそれが礎になって今に至っていますね。
(野里)その2社での経験があって独立ということなんですが、就職されていた会社は全く違う業態の2社ですが、独立で立ち上げた時はどちらの業態でやられたのでしょうか?
『自分で勝負がしたかった!』
(笹倉社長)どちらかと言えば後者よりでしたが、ただ当時、不動産販売は「チラシを配布して集客して家を買っていただく」と言うのが一般的な流だったんです。また、社名もそうなんですが『エスクリエイト』という名前にしているのが、いろんな仕事が出来るようにっていうのがあって、『笹倉不動産』とか『笹倉住宅販売』みたいな名前の不動産会社って当時は多かったんです。ただやっぱり『笹倉』というと岸和田では当時はまだ父親が亡くなって間が無かったんで「笹倉さんとこの息子さんかいな!」みたいになるのも嫌だったのと「二代目」と言われるのも抵抗があったんです。結果的にはその時から今もお世話になっている方も多くいらっしゃるのですが、当時は若かった事もあって自尊心というか変にプライドを持っていたので、結果的に『笹倉』っていうのが分かるにしても、自分で勝負がしたいという思いで『エスクリエイト』という社名にして、建築なども手掛けたり、笹倉がクリエイトする、スマート、スタイル、スピード、スタート、スマイルと言った『S』から始まる好きな言葉が多かったのでと言うのが社名の由来ですね。
(野里)そうだったんですね。そんなエスクリエイト様の特徴を教えて頂けますか?
(笹倉社長)特徴というか、22年やっていて色んな変遷もあるのですが弊社の特徴と思っているのは、私が広告塔になって顔を出しているところですかね。
(野里)なるほど。ラジオとかにも出てらっしゃいますよね。
(笹倉社長)ラジオもそうですし、ブログも毎日更新していますし、宅建協会でもそうですけど、『顔の見える不動産屋さん』『顔の見える建築屋さん』を目指しています。でも不動産屋さんって言われるの好きじゃないんですよ(笑)。
(野里)そうなんですか?
(笹倉社長)不動産業って世間では胡散臭くないですか(笑)。今、相続コンサルタントをやっていますけど、直ぐ「売りませんか?」「買いませんか?」「貸しませんか?」じゃなく、相続のことを全部知っていただいて「売却」「買い換える」など色んな選択肢があって良いのかなと思っています。
(野里)確かにそうですよね。入り方で全然違いますよね。では今、苦労されている事は何でしょう?
(笹倉社長)そうですね~。僕だけが突っ走ってるので、社員がそこまでついて来ていない(笑)。会社で奨励して資格を色々取らせていますけど、「建築不動産をやっているのに今度は相続も始めやった」という感じもあると思います。
(野里)なるほど難しいですね。社長の嬉しい瞬間はどんな時でしょう?
(笹倉社長)これは間違いなく『ありがとう』と直接言ってもらえる。僕らは家を建てても売っても色んな所でありがとうと言ってもらえるので。
(野里)社長の尊敬されている方を教えて頂けますか?
(笹倉社長)好きな人は沢山いますけどね。こういう質問の際は「明石家さんま」って言ってますね。
(野里)うちの嫁も好きですね。いつもポジティブな感じがあって。
(笹倉社長)笑いがあって。今も現役で(笑)
(野里)僕のイメージですけど笹倉社長もずっとスポーツをされているように見えるのですが。何かスポーツはされているんですか?
(笹倉社長)そうですね。実は昨年首のヘルニアをやっちゃって一年間あんまりスポーツができなかったんですよ。ぎりぎりゴルフが出来るくらいで。基本は年に1回マラソンを走って、時間があるときは朝と夜に30分~1時間ストレッチしたり筋トレしたりしてますね。実はまだ、だんじりの屋根に乗ってるんですよ(笑)。もう今年が最後かなと思ってるんですけどね。
(野里)そうなんですか?!周りの方達はどうなんですか?
(笹倉社長)流石に40才までで降りてますね。地域では48才の私が最高齢です。
(野里)へ~すごいですね!
(笹倉社長)スポーツは好きですね。独立するまではサーフィンに行ってましたね。普段はゴルフですね。最近ボクシングも始めたんですよ。本当に身体には気を付けてますね。元気で居続けたい。
(野里)サーフィンはもうされてないんですか?
(笹倉社長)サーフィンは波が無いと出来ないじゃないですか。ゴルフは雨でも出来るでしょ。週に一回の休みで、時間の決まりが付かないサーフィンは30才で辞めたんです。ひと段落したらまた始めようと思ってます。
(野里)なるほど。そうなんですね。じゃあ今は休んでいるところですね。
(笹倉社長)ただその時にまた出来るように、走ったり、筋トレしたり、ボクシングを始めたり。機敏でないとダメだと思ってますね。
(野里)それでは、ご自分で熱いと思われるところはどんなところでしょうか?基本熱そうですが(笑)
『自分が良いと思った事は提案したい』
(笹倉社長)全般的に熱いですね(笑)。押し付けになってないか心配ですけどね(笑)。自分が良いと思っている事は一生懸命、提案したいですね。
(野里)社長のこだわりは何でしょうか?
(笹倉社長)スマートでありたいです。後、僕に欠けているところですがスマイルです。
(野里)え?全然そんな事ないですよ!
(笹倉社長)僕はもっとスマイリーになりたいんですよ。だからさんまさんが好きなのもそこですね。もっと人を笑わせたい。僕、スーツ着てると固く見られてしまうんですよ。だからそれを崩したいんです。ギャップですね。
(野里)なるほど。そうなんですね。僕は笹倉社長は笑顔のイメージですね。それでは次の質問ですが、社員に期待されていることは何でしょう?
(笹倉社長)やっぱりこれからの時代スペシャリストでないと生き残っていけないと思うんですよ。何にせよスペシャリストになって欲しいですね。経歴が長いだけでも資格だけでもダメだと思うんです。2つを兼ね備えて尚且つ、お客様に「よく勉強されているな」と思って頂かないとだめです。私も色々と資格を取りましたが、相続相談って誰にすればいいのか分からないじゃないですか。相続って不動産業者がする仕事も多いと思うんです。相続財産も半分以上は不動産って言うことも多いので、その中で自分たちが出来ることをして地域に役立てることを考えてしていきたいですね。
(野里)なるほど。そんな社長の目標はなんでしょうか?
(笹倉社長)目標は「元気なおじさんです(笑)」来年50才なんで元気で居続けたいです。
(野里)笹倉社長は元気なイメージですよ(笑)。
(笹倉社長)本当はもっと元気です(笑)。今ちょっと抑え気味です(笑)。元気でないと発信していけないですしね!
(野里)それでは社長の長所を教えてください。
(笹倉社長)熱いところですね。人がやってない事をしたい。変わり者なんでしょうね(笑)
(野里)(笑)では逆に短所は?
『自分が信じた道に敵がいてもいい』
(笹倉社長)短気ですね。自分が進む道の中において敵を作ってもいい、嫌われてもいいと思ってるんです。信じた道に敵がいてもいいんです。攻撃されても攻撃しますし。仕事でも地域でも言いたい事は必ず言います。短所は攻撃的なところですね。
(野里)それくらい強い信念が無いといけないんでしょうね。
(笹倉社長)まだ、幼いだけなんでしょうね。外見はおじさんになのにね(笑)
(野里)社長の行きつけのお店はありますか?
(笹倉社長)家の近所の焼き鳥屋ですね。この会社を作った時と同じときに出来たところで、弊社で家も買っていただいてます。この前のブログにも出してましたけど。地元の先輩で仲良くさせていただいてます。
(野里)ペース的にはどれくらいで行かれてるんですか?
(笹倉社長)月1~2回、昔は週2~3回で行ってましたね。最近は外食をしなくなったんです。お酒もあまり飲まなくなったのもありますね。
(野里)それでは社長が今一番欲しいものは何でしょうか?
(笹倉社長)時間ですね。やりたいことがいっぱいあると時間がないんですよね。あとより健康になりたいですね。
(野里)やりたい事があると時間って本当にないってなりますよね。
(笹倉社長)だからボクシングジムも3ヶ月先まで予定を入れてしまいました。決めないと行けないなと思って10月のお祭り前まで入れました。
(野里)これも家の近所なんですか?
(笹倉社長)近所ではないですが岸和田です。お客さんのところで、父親の時からお世話になっている保険屋さんの息子さんなんです。どうせ習うならお客さんのところでと思って。
(野里)では社長のリラックス方法は何でしょうか?
(笹倉社長)マッサージですね。それと家で読書ですね。
(野里)ものすごく本を読まれているイメージがあるんですけど
(笹倉社長)そうですか、ありがとうございます。時期によりますがこの何年かは資格絡みが多かったですね。でも小説とかも読みますよ。ベストセラーとか。本屋大賞なんかはチェックしています。
(野里)では趣味も読書とかになるのでしょうか?
(笹倉社長)そうですね読書とゴルフと、後は最近はあまり行けてないですけどバイクツーリングですね。
(野里)ツーリングですか?何に乗ってるんですか?
(笹倉社長)ハーレーですね。
(野里)ハーレーですか?僕も欲しいんですよね~。
(笹倉社長)30才の時にサーフィンを辞めてその代わりの趣味としてハーレーを買いました。ピンクにカスタムペイントしてるんですよ。不二子ちゃんカラーって言われてます(笑)。ハーレー自体は重量もありますし、ゴルフするにしても、将来しようと思っているサーフィンもですけど、もちろん仕事もですが、元気でないとダメなんですよね。
(野里)そうですよね!総括すると元気が一番ですよね!
(笹倉社長)昔から思っていますが、不動産という高額商品を扱う者としてハツラツ感、元気感、知的レベルを上げておかないとお客様に失礼かな?って思います。
(野里)すごく分かります。それでは最後の質問です。社長の休日の過ごし方を教えて頂けますか?
(笹倉社長)最近は基本ゴルフですね。もしくは家人と買い物ですね。あんまり家でじっとしている事はないですね。夜出歩く事は減りましたけど。
(野里)ヘルニアが治ってからゴルフ復活ですか?
(笹倉社長)いえいえヘルニアの間もゴルフは行ってましたよ(笑)。ゴルフは行かなくなると行けなくなるので。
(野里)僕も昨年ヘルニアやったんですよ。肩から指先まで痺れて、首の牽引と神経痛の薬を3ヵ月ほど飲んでました。
(笹倉社長)私の場合は気が付くのが遅くて動けなくなって入院したんですよ。MRIを撮っても分からなくて、腹筋とか懸垂のやり過ぎかと思ってしばらくは運動するなって診断。それでお祭前に大きい整形外科に行ったらヘルニアですと(笑)。しかも治りかけていますと(笑)。半年くらいただ痛かったのと疲れやすかったですね。
(野里)すごいですね!じゃあその痺れとか痛い状態でゴルフに行かれてたんですね?
(笹倉社長)痛かったですけどね。痛くて荷物も持てない状態でしたから、この1年で腕とか、かなり細くなりましたし腹筋も割れていましたけど普通のお腹になりましたよ。だから戻すのに時間がかかるなと思ったので昔からやりたかったボクシングジムに行き出したんですよ。私、普通のジムは嫌なんです。筋肉を見せ合いしてるのとか苦手なんですよね(笑)。私、水泳部あがりなのでプールはジムでも行ってましたけどやっぱり行かなくなるので、月謝だけ払って行かないんで家人に辞めさせられるんです。だからボクシングジムにしました。遅くまでやってますから、仕事終わりでも行けるので。
(野里)仕事も勉強も身体づくりも常にストイックなんですね。僕も何か体を動かすことをしようと改めて思いました。本日はありがとうございました!