HOME > 私たちの取り組み > 今月の人 > セントラルポイント株式会社 西尾賢司さん

セントラルポイント株式会社 西尾賢司さん

セントラルポイント株式会社 西尾賢司さん

『利用者の方とそのご家族の方、双方の満足行くサービスを』

2014年1月号

セントラルポイント株式会社

代表取締役 西尾賢司さん
座右の銘:継続は力なり
  

〒566-0071 大阪府摂津市鳥飼下3-5-14

TEL:072-653-6106 FAX:072-653-6107

E-mail info@day-kirameki.com

URL http://www.day-kirameki.com/

(竹中)本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。早速ですが、取材を始めさせて頂きたいと思います。宜しくお願い致します。
まず始めに、西尾社長はこのお仕事をされてどの位になるのでしょうか?

(西尾社長)平成21年に介護ビジネスを始めましたので約4年になります。

(竹中)4年で既に店舗を3店舗もお持ちなんですか・・・すごいですね。
このお仕事をされるきっかけは何だったのでしょうか?

(西尾社長)いくつかきっかけはあるんですが、一番の理由は父親ですね。
父がある日、脳梗塞になりすぐに回復できると思ったのですが、症状が悪化し足を切断しないといけなくなったんですね。それで車イスの生活になってしまったんです。 それで家族でゴルフのプレーをしたいと思っていたのですが叶えられず、それなら旅行に連れていってあげられないか?と思ったのがきっかけです。

(画像は昨秋、阪神タイガースドラフト3位陽川君と母校にて撮影したものです)

車いすの父を旅行に連れていってあげたかった。

でも、当時はそこまで介護旅行ビジネスというサービスが見当たらず、結局、旅行に連れていってあげられないまま父は亡くなってしまったんですが、同じ境遇の方がきっといるだろう思い、介護ビジネスをしようと思った一番の理由はそれですね。

(竹中)なるほど、お父様を旅行に連れて行くことが出来なかったのが、心残りだったんですね。元々、介護関係のお仕事をされていたのですか?

(西尾社長)元々は22歳から物流の仕事を起業しているんです。
物流の仕事は、景気の良い時は多いですが、景気の悪い時は少なくなります。
景気にそこまで左右されない収益の新しい柱は何かないか?と探していた所、JCの友人からデイサービスの仕事をしてみないか?と誘われたんです。 元々、父親のことが心残りだったこともあり、これだ!ということで始めましたね。

(竹中)元々は物流のお仕事をされていて、今はデイサービスのお仕事と2本柱でされているんですね。今回はデイサービスのお仕事に関することをメインでお話を聞かせて下さい。では、御社が他とは違うサービスなど、特に力を入れている所など教えて下さい。

(西尾社長)通常のデイサービスと違う所としては、機能訓練に力を入れている所ですね。デイサービスと言えば、機能の向上というより、現状の維持を目的としたサービスがメインなのですが、うちはそのサービスは当然として、それに加えてより良い生活を過ごせるように機能訓練の設備に力を入れています。建物や設備など色々と凝っていたら、通常の家を1軒建てれる位の費用がかかりました(笑)。専属の訓練士も8名おりますし、特に力を入れている所ですね。

(竹中)なるほど、トレーニングジムのように設備が充実してますね。
プールのような足湯やカラオケもありますし、すごく設備が整ってますよね。
後は、日曜日に営業されているのも珍しいですよね。どうして、日曜日に営業をされようと思ったんですか?

(西尾社長)それはやはりお客様のためですね。日曜日に営業しているデイサービスというのが、近隣の地域では無い。となると日曜日にデイサービスを利用して、どこかに気分転換に出かけたいご家族の方がいても、今までは出かけることを諦めざるを得なかったんですね。でも、うちでは日曜日もしているので、ご家族の方はうちを利用することで気分転換をすることが出来る。

利用者の方とそのご家族の方、双方の満足行くサービスを

(竹中)なるほど、日曜日出かけたい人は多いですし、日曜日もやっていると助かりますね。施設を見ていても、色々とイベントをされていたり、利用者の方を楽しませてあげたいという気持ちが伝わってきます。

(西尾社長)そうですね、やはり利用者の方に来て頂いて、肉体的な機能の維持や向上ということだけでなく・・・来るのが楽しいと思って頂けるような所でなければと思っています。利用者の方向けにバス旅行の企画をしたり、施設でイベントをしたりと色々と楽しみながら企画をしています。

(竹中)なるほど。次に、会社をされていて苦労をされている点を教えて下さい。

(西尾社長)苦労している点ですか・・・やはり社員とのコミュニケーションですね。
今、物流の会社とデイサービスの会社とで合計60名ほどいるのですが、やはりそれだけ増えて来ると、なかなか個別に時間を取って話すということも難しくなってきます。 それで月並みではありますが、社員とのコミュニケーションとして日報・週報は必ずしっかり時間を取って見て、それぞれが悩んでいることや相談してきたことに対して真剣に答えを返すようにしています。社員に対して何か教えたいことや、伝えたいことがあるときは、いつも悩みますね。怒って強く言った方が良いタイプの人もいれば、逆に優しく言ってあげた方が良いタイプの人もいますし、必ず正解というのがありませんから何か伝える時は毎回が真剣勝負ですね。

(竹中)60名ですか・・・そんなにいらっしゃるんですね。日報を読んで返事を返すだけで数時間はかかりそうな気がします。逆に仕事をされていて嬉しい瞬間を教えて下さい。

(西尾社長)やはり、社員が生き生きと楽しそうに働いている姿を見た時が一番嬉しいですね。自主的に色々と考えて動き、笑顔で働いている姿を見ると嬉しくなってきます。

(竹中)なるほど。次に尊敬されている方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

(西尾社長)父ですね。食品の卸売業の専務をしており、日清食品の販売に特に力を入れ、営業をしていたのですが、とにかく仕事にかける情熱、仕事へのひたむきさが凄かったですね。日曜日でも気になるスーパー等があると営業に出向いていましたからね。
今、日本でチキンラーメンがこれだけ普及し、日清食品のラーメンの礎を築いたのは自分だと自画自賛していましたね(笑)。
父の徹底していて凄いなと思ったエピソードで、体調を崩して入院している時に社長がお見舞いに来てくれることになったんです。普通、体調が悪いから入院している訳ですし、寝間着で会うのが普通だと思うんです。
でも、父の場合は上下関係が厳しく「社長が来てくれるのに、寝間着で会うのは失礼だ・・・。」と言うんです。それでどれだけ体調が悪くても、病院でスーツに着替えて「社長、私は元気です。すぐに仕事に復帰しますから・・・」と訴えるんです。
本当に仕事が好きなんですね、だから実績を上げられたのかと、自分の父ながら凄いなと思ったエピソードですね。

尊敬する人は父親。

(竹中)病院でわざわざスーツに着替えて出迎えたんですか・・・徹底されてますね。やはり成功されている方というのは意識が違いますね。
次に、社長がご自分で熱いと思われる所や、こだわっておられる所がございましたら教えて下さい。

(西尾社長)そうですねえ。こだわっている所としては、どんなお客様でも断らないというのは決めていますね。ご家族の負担を減らしてあげるためにデイサービスがあるのですから、どんな状態の方でも出来る限り、サービスを利用できるように創意工夫すると決めております。後、月に一度は利用者のご家族の方に「何かお困りのことは無いですか?」と電話を入れるようにしていますね。やはり皆様、困ったことがあっても中々積極的には言ってくれないものですが、こちらから「どうですか?」と誘い水をかけてあげると、「実は今、こんなことで悩んでいて・・・」と話して下さるんです。

(竹中)なるほど・・・次に社員の方に期待していることや目標を教えて下さい。

(西尾社長)社員全員に施設長を目指して欲しいというのが期待していることですね。
創意工夫と向上心を持って働いてもらって、全員が施設長になれる位の人材になって欲しいですね。そうすれば今よりも店舗も増やせますし、支払える給料も増やせる。 会社の目標として一番考えているのが、とにかく社員へ支払う給与水準を上げたい。
でも、それには売り上げが上がらないといけない。売り上げを上げるためには社員の成長が必要になってくるという流れですね。

(竹中)社員の方へ支払う給料を上げることが目標ですか。すばらしいですね。
では次に、西尾社長の長所や短所を教えてください。

(西尾社長)長所は我慢強い所でしょうか。人を見て「この人はどうすれば、どう伝えれば育ってくれるのか。」と諦めずに辛抱できる所だと思います。
短所は・・・忘れっぽい所ですね(笑)。

(竹中)忘れっぽいんですか、意外です。次に西尾社長の行きつけのお店などございましたら教えて下さい。

(西尾社長)鳥飼にある梅久という 店ですね。 創作料理の居酒屋なんですが月に1度は必ず行きます。料理も美味しいですが、店主のママの話や人柄が自分にあってるんでしょうね。

(竹中)気が合うと通ってしまいますよね。
次に西尾社長のリラックス方法や、ご趣味や今一番欲しいものなど御座いましたら教えて下さい。

(西尾社長)趣味はゴルフですね。年間40から50ラウンド回ります。
リラックス方法も、ゴルフですねえ。気が合う仲の良いメンバーと一日一緒に回ってその後、飲みに行ったりするのがリラックス出来て好きですね。
今一番欲しいものは、キャロウェイのドライバーですね。アイアンもキャロウェイで揃えてるんですが、ドライバーは旧タイプのものでずっと我慢しているので、今一番欲しいものですね。

(竹中)年間50回も行くって相当お好きですね 西尾社長は休日はどのように過ごされているんですか?

(西尾社長)ゴルフ以外でしたら、家族と過ごすことが多いですね。今、上の子が中一の男の子で、下が小学校の二年生なんですが殆ど一緒に出かけてますね。
何か特別なことをするという訳ではないですが、一緒に買い物に行ったりするだけでも、楽しいものですね。
昔、上の子と下の子二人に自転車か欲しいと言われた時に、まだ、上の子も下の子もサンタクロースを信じていたので、クリスマスの前日に自転車を買いに行き、子どもに見つからない様に自転車を二台、車の中に隠しておいて、夜中に子供が寝た後に、車から自転車を出して、家の中のリビングに自転車をこっそり運んだり・・・苦労もしますが楽しんでもいますね。

(竹中)すごく子どもの夢を大事にされているんですね。
本日は、年末のお忙しい中、お時間頂き本当に有難うございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

ページトップへ

業務内容一覧

業務内容一覧 当事務所の取り扱い業務をご紹介致します

費用について

費用について 手続きにかかる費用・料金の目安はこちら

ご相談までの流れ

ご相談までの流れ ご相談からご依頼までの流れをご確認頂けます

スタッフ紹介

スタッフ紹介 当事務所のスタッフをご紹介いたします

お問い合わせ

お電話によるお問い合わせは06-4860-5070まで

メールフォームからのお問い合わせ

謄本依頼ダウンロード

相続・遺言手続トータルサポート大阪 離婚・住宅ローン問題トータルサポート大阪