『お客様にも和んで頂けるように…』
2013年7月号
櫻歌綜合法務事務所
行政書士 鶴田大輔先生
座右の銘:人間万事塞翁が馬
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(福田)本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂きありがとうございます。では、取材を始めさせていただきます。鶴田先生は私と同期で、昨年の5月1日付けで行政書士会に入会をしたので、このお仕事を始められてから1年になりますね。行政書士のお仕事を始められるきっかけは何だったのでしょうか?
(鶴田先生)前職は、東証1部上場企業で営業や管理関係の業務に携わっていました。ですがもともと法学部の出身だったこともあり、法律的な仕事がしたいなぁという思いがどこかにあって。
その中でも、僕が行政書士という仕事を選んだのは、行政書士が携われる仕事の幅の広さと、弁護士よりも敷居が低いから、お客様にとっても親近感をもって気軽に相談ができる相手になれることが魅力的だと感じたからですね。
(福田)なるほど。行政書士は、「街の身近な法律家」と呼ばれていますものね。
(鶴田先生)その通り。それに昔、家庭裁判所の調停委員から相続や離婚についての話を聞く機会があった際に、「一歩目の入りがよければ円滑に進んだであろう話が、それがまずなかったことによって尾を引いて調停になっている」という言葉がすごく印象に残っていて…。これが僕が行政書士を志すきっかけ、そして開業する際の基礎になったんです。
(福田)では鶴田先生の、他の事務所には負けないぞ、という事務所の特徴は何ですか?
(鶴田先生)行政書士の業務の中でも、僕は離婚手続に関する相談を多く受けています。そこにうちの強みがあります。僕の事務所には行政書士の他にも、家庭裁判所の前調停委員を務めたベテランの職員が常勤しているんです。
(福田)調停委員の方がいらっしゃるんですか?!
(鶴田先生)ええ。多くの離婚問題に携わってきた経験があるからそ、判例や本に書いてあることだけなくて、「生」の部分というか、ある意味「本音」の部分でお客様にアドバイスをすることができるんです。
(福田)それは、お客様が安心して鶴田先生にご相談できる要因のひとつですね!ではお仕事をされるうえで、どんな瞬間に嬉しいと感じますか?
(鶴田先生)やはり、離婚が成立したお客様からお礼のお便りが届いたときや、お礼を言いに会いに来てくださったときですね。
(福田)分かります!
お客様から「ありがとう」と言っていただけた瞬間、私も「頑張ってよかったなぁ」って思います!
(鶴田先生)たまに、子連れのお客様がお礼に来てくださることもあります。そのお子さんが僕に向かってがニコッと笑ってくれるだけで、すごく暖かい気持ちになりますよ。
ただ嬉しいと同時に、事件が終結するともう会えないのかという少し寂しい気持ちにもなりますけどね。
(福田)それだけ、鶴田先生が一人一人のお客様を大切に想われてるということなのでしょうね。鶴田先生には、尊敬している方はいらっしゃいますか?
(鶴田先生)歴史上の人物でいうと上杉 鷹山(うえすぎ ようざん)ですね。あの有名な『なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』という名言を生み出した人ですよ。
(福田)その言葉は私も知っています。彼のどこに魅力を感じるのですか?
(鶴田先生)歴史上の人物というのは、もちろん苦労はあっただろうけど、大半がその時代時代で家系が勢いのある時期にのし上がった方が多かったように思います。その点、彼は一度没落した上杉家を立て直し、復活を支えながら力を発揮していったんです。何か、他の偉人達とは違う強さに惹かれますね。
(福田)身近な人で尊敬される方はいらっしゃいますか?
(鶴田先生)両親ですね。特に大きな理由があるわけではないのですが…普通に産んでくれて、普通の生活を与えてくれて育ててくれたという、ただそれだけでも十分な感謝に値すると思うので。両親には今までも、これからも感謝をし続けますよ。
(福田)そういえば、鶴田先生は、行政書士会では大のラーメン好きで知られてますね。
ご趣味はやはり、ラーメン屋さんを開拓することですか?
(鶴田先生)もちろんラーメンは好きですが、僕は食べ歩きが好きなんですよ。B級グルメの食べ歩きが楽しいですね!
(福田)いいですね!今度、ぜひ私も連れて行ってくださいね。では休日は食べ歩きをされるお時間ですか?
(鶴田先生)それもありますが、休日はゆったりとして過ごすことが多いですね。友人とお喋りでもしながらのんびりと過ごすことが、僕の一番のリラックス方法です。
(福田)では、鶴田先生が今一番欲しいものって何ですか?
(鶴田先生)うーん。かっこよく“時間”と答えておこうかな(笑)もちろん、その時々に欲しいものはありますよ。あれが欲しい、これが欲しいって。けど、トータルすればやっぱり時間が欲しいです。時間があれば何でもできる!ってやつです。
(福田)猪木ですか(笑)鶴田先生とお話をしていると、いつも楽しくて笑ってしまいます。。
(鶴田先生)ありがとうございます。僕は、自分の短所は表情が堅いことだと思うんです。だから、第一印象はあまり良くないんじゃないかなぁって心配になったり…。 けどその代わり、話し始めるとその場の空気を和ますことができるのは、僕の長所なのかなぁと思います。お客様に会ってお話をさせて頂く上でも、話しやすい、相談しやすいと感じて頂けてたら嬉しいです。
(福田)それってすごく自慢できる長所だと思います!
(鶴田先生)まぁ顔が堅苦しい分、話くらい面白くないとね!毎朝、鏡を見て笑顔トレーニングでもした方がいいのかな?福田先生のように(笑)
(福田)してないですよ!!!!
(福田)鶴田先生の今後の目標を教えてください!
(鶴田先生)具体的な数字ではなく、僕のところに相談に来られた方が、少しでもその後幸せになることができたら…といつも思うんです。だから、一人でもそんなお客様を増やせるような仕事をしていくのが一番の目標です。
(福田)素敵な目標ですね!
(鶴田先生)これは、僕の事務所名の由来にもなっているんです。
(福田)そういえば、「櫻歌総合事務所」って一見変わったお名前ですが、どういう意味なんですか?
(鶴田先生)「櫻(桜)花」は桜の花、そして「謳歌」は「幸せな状況を十分に楽しむこと」という意味なんですよ。 そして「櫻歌」は僕達がお手伝いさせて頂いた方の人生が、満開に咲き誇る桜のように幸せなものであってほしいなぁという願いを込めました。
(福田)わぁ、そんな想いが込められていたんですね!今日お話を伺って、鶴田先生は私と同期なのに、将来のビジョンをしっかり見据えておられて、頼もしくて、私も鶴田先生を見習って頑張らないといけないなぁと感じました!
本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。また是非、ゆっくりとお話を聞かせてください。