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株式会社竹本測量事務所 竹本 貞夫 先生

境界では誰にも負けない!

2011年9月号

株式会社竹本測量事務所

土地家屋調査士 竹本 貞夫 先生 座右の銘:『一心不乱』

〒564-0044 大阪府吹田市南金田1丁目1番34号
TEL:06-6385-6158 / FAX:06-6339-3120

(竹中)いつもご質問やご依頼した際に迅速で丁寧な対応をして頂き本当に有難う御座います。 今日は宜しくお願い致します。
 早速ですが、竹本先生は土地家屋調査士になられてからどのくらいですか?また土地家屋調査士になられたきっかけを教えて下さい。

(竹本先生)昭和53年に資格を取得し、昭和54年の4月に独立をしました。
この業界に入るまでは、工作機械の設計等をしていたのですが、親族よりこういう仕事があるということを教えて貰い、この仕事だと将来的にも良いのでは?と思いこの道に入りました。
 昭和49年から昭和54年まで土地家屋調査士の事務所でお世話になり修行を積みました。もうかれこれ30年以上になります。

(竹中)昭和54年というと私が生まれる前からこの仕事をされているんですね。
 30年以上ですか・・・すごいですね!
竹本先生の事務所の特徴、力を入れている所を教えて下さい。


(竹本先生)何事でも迅速な対応が出来るようにというのを心がけていますね。
今、欲しい!という時にすぐに対応できるような体制作りをしています。

(竹中)なるほど。たしかに実際にお仕事の時にその努力を感じます。
竹本先生が業務で一番苦労されていることは何ですか。

(竹本先生)どの土地家屋調査士でも同じとは思いますが、隣地との立会の印鑑等の取得に一番苦労しますね。最初はOKと返事してくれていても、いざ実際に書類を持って行くとOKと言わない人や、そもそも協力自体をしてくれない人もいるので、そこが苦労する所です。
ただ、この印鑑が貰える貰えないが仕事のスピードにも関わるので腕の見せ所の部分でもありますね。

境界では誰にも負けない!

(竹本先生)やはりお客様からお礼を言われるのが嬉しいですね。
最初、話がまとまらず揉めていても、最終的には納得して頂いて、後から「あんたに任せて良かった。」など御礼の言葉を頂いたりすると、非常にやりがいを感じますね。

(竹中)確かに、そういう言葉はすごく嬉しいですね。では、竹本先生の尊敬する人を教えて下さい。

(竹本先生)尊敬する人というのは特にいないんですが、歴史上の人物で豊臣秀吉のことはすごいなと思っています。極貧の農家から生まれてあそこまで出世したということと、職業柄関係のあることですが、日本で土地についての制度の4大改革をした一人だと言う点ですね。
歴史上初めて、豊臣秀吉が日本の農地を全て測量した人物なんですね。今でも、その時の名残が地名に残っている所もありますし、すごい人物だと思いますね。
(①大化の改新②太閤検地③地租改正④農地改革)

(竹中)なるほど。単に日本をほぼ統一しただけというだけではなくて、そういう側面もあるんですね。勉強になります。竹本先生の仕事上のこだわりを教えて下さい。

(竹本先生)こだわりというか、仕事をしている上での思いなんですが、境界については誰にも負けない!という気持ちで仕事をしていますね。少し大阪市内に行くと1坪の差でも100万以上の差が出ますし、境界の仕事をするときはその地域に住んでいる人間よりも詳しいような状態まで調べてから臨むようにしていますね。

(竹中)なるほど。
竹本先生の長所と短所を教えて下さい。

(竹本先生)長所は、あんまり怒らないことと人の話を最初から否定せずに聞くという点かな。僕らぐらいの年代の土地家屋調査士によくあることなんですが、相手の意見を最初から聞かないということが、良くあるんですね。山に登るルートはAというルートもあればBというルートもあるという感じで、どちらも正解なんだけど、僕らの年代の先生では、Bのルートはどうか?と他の先生に言われるとAのルートしか認めん!Bなんて聞く耳もたん!という人も結構いるんですね。逆に短所は、人の話を最後まで聞かずに早とちりしてしまうことがあることかな。電話で話を聞いて、「よしゃ!わかった!」と最後まで話を聞かずに電話を切ってしまうことがありますね。

(竹中)なるほど。短所とおっしゃいましたが、見方を変えれば行動力の表れですよね。
先生のリラックス方法を教えて下さい。

(竹本先生)事務所にいると仕事をしてしまうので、気分転換にたまに旅行に行きますね。私は、365日仕事の人間ですから、職場近辺にいると、ついつい仕事をしてしまうので、遠くまで行かないとリラックス出来ないですね。遠方だと仕事の電話がかかってきても、対応出来ないから逆に落ち着きますしね。

(竹中)なるほど。先生も仕事人間なんですね・・・。
竹本先生のご趣味を教えて下さい。

(竹本先生)ゴルフと剣道ですね。最近は、専らゴルフですが剣道は実は2段です。若い頃は地区の体育館でバリバリやっていましたね。

(竹中)すごい!最後に竹本先生が社員の皆さんに期待していることは何ですか?

(竹本先生)成長して後を継いでほしいというのが願いですね。基本、あまり自分は表に出ないようにして任せるようにしています。すぐに自分が出ては成長の妨げになるので、ぎりぎりまでは任せて、本当にこまった時だけ出るようにしていますね。

(竹中)なるほど。今日は本当にありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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