（古川）いつも有難う御座います。あらたまって取材をさせて頂くとなると少し照れるのですが今日は宜しくお願い致します。清水社長は不動産のお仕事をされてどれくらいになりますか。また、不動産の業界に携わることになったきっかけを教えて下さい。

（清水社長）実は不動産に携わってまだ、それほど長くはないんです。5年くらい前に奈良で病院勤めをしながら時間を見つけて、友人の不動産会社のお手伝いをはじめたんです。それから今の会社を興して、3年です。　当時、病院で勤めていたんですが私の働いていた病院で父が他界したんです。病院という所はやはり毎日のように誰かが亡くなるんですが父も然り、皆さん亡くなる直前に「あれをしたかった・・・これをしたかった」と後悔されながら亡くなる事が多いんです。当時から独立願望がありましたので、『後悔しない人生を送ろう』と3年前に病院勤めを辞め、今の会社を始めました。私は『人は死ぬために生きているんだから、どう生きるかは自分次第』だと思うんです。

（古川）後悔しない様に僕も毎日を送ることをもっと考えないといけませんね。会社の特徴を教えて下さい。

（清水社長）明るく、元気に、素直に！です。『明・元・素』ですね。そうじゃないと働いていても面白くないし、暗くて、ジメジメした接客をしてもお客さんが喜んでくれることは無いですよね。

（古川）そうですね。無理矢理でもいいから明るく、元気にしていると辛い時も元気になるような気がします。では、清水社長の嬉しい瞬間を教えて下さい。

（清水社長）やっぱりお客さんに『ありがとう』と笑顔になってもらえた時ですね。あと、お住まいを探されている方に一生懸命に対応させてもらっていた結果、『清水にお願いしたい』『清水で決めたい』と言ってもらえた時は本当に嬉しいです。商品を売るんじゃなくって『自分自身の人柄を売る事』だと思うんです。

（古川）何でも一生懸命にすることでその気持ちが相手に必ず伝わると僕も信じています。清水社長の尊敬されている方を教えて下さい。

（清水社長）本田宗一郎さんです。本田社長の言葉に『私は日本一頼りない社長だから、社員は日本一でないと駄目』という言葉があるんです。本田社長のような大社長がそんなことを言えたのは社員の皆さんを本当に信頼していたからなんだと思うんです。 私自身仕事が出来ないから、もっともっと頼りない社長になろうと思っています。（笑）毎日みんなに育ててもらっています。

（古川）清水社長がご自身で熱いと思われる所はどこですか。またこだわりはなんですか？

（清水社長）ないです。常にヌルくですね。ふざけているわけじゃなくて『熱くなり過ぎないように』を心がけています。 　こだわりは、最後まで諦めないことです。お客様への対応にしても、お客様に満足して頂くことに対して『諦めない事』を徹底して追及します。

（古川）社員さんに期待している事は何ですか？

（清水社長）やらされているのではなくて、自分で考えて行動することです。そうじゃないと結局、各人の成長にもならないと思うし、こと接客はお客様の奥の奥まで入り込まないと本当の満足は感じてもらえないと思うんです。自分で考えないと最終的には教えて貰う事、やらされる事じゃないと考えているんです。だから下手でもいいからとことん考えて欲しいのです。

（古川）清水社長の今後の目標は何ですか？

（清水社長）一人でも多くの方にお会いし接客させて頂くことです ね。それが成約につながらならなくてもいいのです！人生でたくさんの方にお会いしたいですね。

（古川）たくさんの人に会って、いろんな価値観に出会う事で、 成長出来ますよね。僕もいろんな方にお会いするたびに勉強させてもらっています。　清水社長の長所・短所を教えて下さい。

（清水社長）長所は常に笑顔で明るいところです！！イライラとか怒ったりは極力しない様にしているんです。昔はよく怒っていた時期もあったんですが、イライラしちゃうのは結局、色んなことを他人のせいにすることから起こる事なんじゃないかな。短所はお酒を飲みすぎる事ですね・・・

（古川）僕はすぐにイライラしちゃいますね。僕もお酒は大好きですが清水社長は本当によく飲まれますよね！！（笑）

（清水社長）仕事をするにもお酒を飲むにも、自分が楽しめば周囲も楽しめるって思うんですよ！！何事も楽しまないといけません！！

（古川）僕もまずいろんなことを楽しむ事からマネしてみたいと思います。今日は本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

追記　　～取材にあたり～
１年半前に僕が結婚を機に新居を探していた時に西宮北口で電車を降り偶然入ったのが清水社長の働かれているピタットハウスさんでした。その時、｢後悔のない住まい探しを必ずサポートします。｣と一生懸命に御尽力下さったのが清水社長です。その時からお付き合いが始まったのですが、改めて素晴らしい御縁に感謝しています。 　今後もたくさんの御縁をもっともっと大切にしていきたいと改めて思います。ありがとうございました。

古川　悠一郎