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宗智哉税理士事務所 代表税理士 宗 智哉さん

宗智哉税理士事務所 代表税理士 宗 智哉さん

『お客様を少しでも元気に』

2014年8月号

宗智哉税理士事務所

代表税理士 宗 智哉さん

座右の銘
『やってみよう、やってみなければわからない』

〒562-0028 大阪府吹田市昭和町1番1号 アイワステーションビル2階 2D

TEL:06-6155-6762 FAX:06-6155-6763

URL http://tmune.tkcnf.com

(光田・野里)お忙しいところお時間を頂きありがとうございます。
以前よりお世話になっておりましたが、同じフロアに入ってからますますお世話になっております。本日はよろしくお願いいたします。
では、早速ですが、今のお仕事をされてどのくらいになりますか?

(宗先生)税理士として独立開業してもうすぐ丸3年になります。

(光田・野里)3年ですか。何か独立するきっかけがあったんですか?

(宗先生)きっかけとしては東日本大震災ですね。
それまで私は30年間、学習塾の『KUMON』本社に勤務していましたが、東日本大震災があって『何か自分にできることをしたい』と強く思い、今までの知識と経験を生かして、「(約7割が赤字といわれている)中小零細企業の黒字化」の支援をすることが少しでも世の中に貢献し、出会う人を元気にできるのではないかという思いで、いずれ将来は…と考えていた独立開業に踏み切りました。

(光田・野里)なるほど。宗先生の強い思いが伝わってきます。そんな宗先生の事務所はどんな事務所ですか?

(宗先生)今は法人・個人の顧問をメインに、 相続・贈与の資産税も取り扱っています。今後は、この資産税に軸足を動かしていこうと取り組んでいます。顧問先を訪問するのは決算月だけ、という税理士もおりますが、私は「巡回監査」と名付けて毎月1回は伺うようにしています。世間話などもしながら様子を知り、信頼関係を深めていくことで、より適切なアドバイスができますし私のアドバイスも生かしてもらえると思うのです。

(光田・野里)毎月1回伺うのは大変そうですが、確かに1年に1~2回しか会わない方と信頼関係を築くのは難しいですよね。お仕事で苦労されていることはなんですか?

(宗先生)うーん、なかなか伸びないことですねぇ(苦笑)

(光田・野里)皆悩みは同じですね。反対にお仕事で嬉しい瞬間はいつですか?

(宗先生)やっぱりお客様の一言ですね。「良かった」「ありがとう」などなど、「今日は何回言われたな♪」なんて考えちゃいますね。
私の提案でお客様が元気になってくれるのが一番です。

お客様を少しでも元気に

(光田・野里)やはりお客様からの一言で、やりがいも感じられますし、また頑張ろうと思えますよね。
仕事をするうえでこだわっていることはありますか?

(宗先生)「事前準備は裏切らない」ということです。
例えば1時間のセミナーをするのであれば、3時間話せるだけのネタを準備します。お客様の反
応次第でこうなったらこう話そう…と準備しておくのです。これが、枠が1時間だからと1時間分の準備をして臨むと、トチっちゃうんですよね。

(光田・野里)なるほど。私も何回か聞かせていただいていますが、そういう訳で宗先生のセミナーは内容も盛りだくさんで聞きやすいんですね。私も『準備は万全に』、を心掛けて仕事をしたいと思います。今後の目標を教えて下さい。

(宗先生)資産税に軸足を、と先ほど話しましたが、2~3年の間に「資産税をメインに取り扱っています」と言えるようになることです。

(光田・野里)資産税が得意な税理士さんは一般のお客様はもちろん、私たち司法書士にとっても、貴重で心強い存在です。宗先生の強みですね。業務上ではなく宗先生ご自身の強みはどこですか?

(宗先生)運がいいこと!あとは人に聞くのが得意です。「聞けば5分、読めば1時間」ですよ。もちろん、自分で調べなければ意味がないこともありますし、自分でも勉強しますが、考えても分からないことを悩んでいても時間がもったいないですからね。

(光田・野里)「運も実力の内」と言いますから…『持っている』というやつですね。
自分が知らないことを知っている誰かに素直に教えてもらうこと、苦手にする人もいらっしゃいますね。逆に、短所はなんですか?


(宗先生)飽きっぽいところかな。すぐマンネリになってしまうんですね。何か新しいことをしても3回目にはだいたい飽きています(笑)ハラハラ・ドキドキ感がある方が面白いんですね。なので、趣味も特にありません。飽きるので(笑)ただ、昔からずっと「言葉集め」をしています。自分だけの金言集ですね。今ざっと700位だと思います。

(光田・野里)700!すごいですね。事務所の中にもいろいろ飾っていらっしゃいますよね。趣味がない、となると休日はどのように過ごされているんですか?

(宗先生)休日は妻と一緒に過ごしていることがほとんどです。百貨店めぐりをしたり、映画に行ったり。妻はこの近くで公文の教室をしていますが、土日に親御さん向けの相談会があったりすると、私はここで妻を待ってそれから一緒に出掛けたりもします。

(光田・野里)奥様と仲が良いんですね。

(宗先生)妻と話をするのが好きなんです。うちはテレビを見る習慣がないので、平日 でも毎日、朝1時間・夜2時間の3時間は話します。休日ならもっとですね。

妻あってのじぶんですから!

(光田・野里)素敵なご夫婦ですね。私も反省して、家に帰って少しは主人と話すようにしよう…。ご夫婦の行きつけのお店もあるんですか?

(宗先生)『あびる寿司』です!吹田市垂水町三丁目にあります。お寿司屋さんは仕入コストの関係で仕入れるネタの種類を少なめにしているところも多いですが、ここはネタの種類が多くてしかもリーズナブルなんです。おすすめなので江坂に行ったら一度行ってみてください。

(光田・野里)もしかすると宗先生と奥様にお会いできるかも知れませんね。奥様にはお会いしてみたいなぁ。今、一番欲しいものはなんですか?

(宗先生)マンガとの出会いを求めています!
というのは、マンガは好きなんですが、読みたいと思えるものが少ないんですよね。人それぞれ好みがありますから、人の薦めるものが必ずしも自分に合うとは限らない。むしろ人の好みと一致する方が少ないです。逆に専門書は人薦めに従えば、良いものにすぐ出会えるんですけどね。

(光田・野里)確かに。専門書と違って好みがはっきりしますし、好みと違うものを我慢して読む必要もありませんしね。ちなみにお好きなマンガはなんですか?

(宗先生)『課長島耕作』のシリーズは好きですね。今は会長ですが。

(光田・野里)島耕作はもう引退して会長ですか。あれはシリーズが長いので読み応えありそうですね。お気に入りに出会えるといいですね。
そうすると宗先生のリラックス方法はお気に入りのマンガを読んでいるときですか?

(宗先生)リラックスするときは、一人でボーっと音楽を聴きながら空想するときですね。集中して書類を作りたい時とかは音楽はかけませんが、事務所でもよく音楽を聴いたりします。
そんな時は全然集中なんかしていなくて、空想していることも多いですね(笑)

(光田・野里)知らなかったです!では、お伺いして音楽が流れていないときは出直しますね。最後になりますが、宗先生の尊敬する人を教えて下さい。

(宗先生)尊敬しているのは両親ですね。地元は広島ですが、そこで畑仕事をしています。いつも同じ場所にいて、ずっと変わらない親父とおふくろがいる。苦労しただろうなと思うこともよくあります。でもしっかりと生きている二人。子育てだったり、その生き方が知らないうちに自分のお手本になっていたんだと最近になって思うことが良くあります。

(光田・野里)親のありがたみ…ですね。自分が親の立場になって初めて気付かされることもたくさんありますよね。
本日はお忙しいところお時間ありがとうございました。とても楽しくお話しを聞かせていただきました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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